
春の季節・時候の挨拶
1月~3月に使われる季節・時候の挨拶の文例を紹介します。
1月
季語
- 1.新春の候/みぎり
- 2.初春の候/みぎり
- 3.酷寒の候/みぎり
- 4.厳寒の候/みぎり
- 5.厳冬の候/みぎり
- 6.寒風の候/みぎり
- 7.寒冷の候/みぎり
- 8.大寒の候/みぎり
1月の書き出し
書き出しの挨拶の文例を紹介します。
「季語(例:新春の候など)、貴社(●●様)におかれましては、ますますご繁栄(健勝)のこととお慶び申し上げます。」
1月にあった季語ではじめ、誰に何の事を申し上げるかで表現することが基本形になります。
また、「現在の状況だが(例:新春とは申しながら厳しい寒さが続いておりますが)、どうですか?(例:いかがお過ごしでしょうか。)」のように、寒いけど体調大丈夫?といった形でストレートに季節の挨拶を用いることもあります。1月では、寒さの厳しさや新春といった表現を組み合わせます。
1月の結語
結語の挨拶の文例を紹介します。
「よろしくお願い申し上げます。」や「ご自愛ください」が使われることが多いです。
季節のセリフをくっつけて使います。1月は、寒さの厳しさや新年を組み合わせることが多いです。
「本年も変わらぬお付き合いをよろしくお願い申し上げます。」など
2月
季語
- 1.春寒の候/みぎり
- 2.梅花の候/みぎり
- 3.厳寒の候/みぎり
- 4.立春の候/みぎり
- 5.残寒の候/みぎり
- 6.残雪の候/みぎり
- 7.向春の候/みぎり
- 8.軽暖の候/みぎり
2月の書き出し
2月書き出しの挨拶の文例を紹介します。
「季語(例:残寒の候など)、貴社(●●様)におかれましては、ますますご繁栄(健勝)のこととお慶び申し上げます。」
1月同様、2月にあった季語ではじめ、誰に何の事を申し上げるかで表現することが基本形になります。
また、こちらも1月同様に「現在の状況だが(例:余寒なお厳しいこの頃、)、どうですか?(例:皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。)」のように、寒いけど元気にしてますか?といった形でストレートに季節の挨拶を用いることもあります。2月では、寒さの厳しさや春の気配といった表現を組み合わせます。
2月の結語
2月結語の挨拶の文例を紹介します。
2月の季節のセリフは、寒さの厳しさや立春を混ぜることが多いです。
「春とは申しますが、お風邪など召しませぬようお労わりください。」など
3月
季語
- 1.早春の候/みぎり
- 2.萌芽の候/みぎり
- 3.軽暖の候/みぎり
- 4.春暖の候/みぎり
- 5.春分の候/みぎり
- 6.陽春の候/みぎり
- 7.春色の候/みぎり
- 8.弥生の候/みぎり
3月の書き出し
3月書き出しの挨拶の文例を紹介します。
「季語(例:春分の候など)、貴社(●●様)におかれましては、ますますご繁栄(健勝)のこととお慶び申し上げます。」
1月同様、3月にあった季語ではじめ、誰に何の事を申し上げるかで表現することが基本形になります。
また、こちらも3月同様に「現在の状況だが(例:花の便りも聞かれるようになりましたが、)、どうですか?(例:お変わりございませんか。)」のように、春が近くなりましたが元気にしてますか?といった形でストレートに季節の挨拶を用いることもあります。3月では、春や花といった表現を組み合わせます。
3月の結語
3月結語の挨拶の文例を紹介します。
3月の季節のセリフは、春の訪れや年度末の忙しさを混ぜることが多いです。
「年度末でお忙しいでしょうが、お仕事の成功を陰ながら応援させていただきます。」など