
冬の季節・時候の挨拶
10月~12月に使われる季節・時候の挨拶の文例を紹介します。
10月
季語
- 1.秋麗の候の候/みぎり
- 2.仲秋の候/みぎり
- 3.秋雨の候/みぎり
- 4.秋霜の候/みぎり
- 5.夜長の候/みぎり
- 6.錦秋の候/みぎり
- 7.秋涼の候/みぎり
- 8.清秋の候/みぎり
10月の書き出し
書き出しの挨拶の文例を紹介します。
「季語(例:秋涼の候など)、貴社(●●様)におかれましては、ますますご繁栄(健勝)のこととお慶び申し上げます。」
10月にあった季語ではじめ、誰に何の事を申し上げるかで表現することが基本形になります。
また、「現在の状況だが(例:秋晴れの心地よい季節となりましたが)、どうですか?(例:いかがお過ごしでしょうか。)」のように、秋深まる季節となりましたが元気ですか?といった形でストレートに季節の挨拶を用いることもあります。10月では、秋の情景を表す表現を組み合わせます。
10月の結語
結語の挨拶の文例を紹介します。
「よろしくお願い申し上げます。」や「ご自愛ください」が使われることが多いです。
季節のセリフをくっつけて使います。10月は、秋空や冷えてきた事を組み合わせることが多いです。
「澄み切った秋空のように、皆様のお気持ちが爽快でありますようお祈り申し上げます。 」など
11月
季語
- 1.晩秋の候/みぎり
- 2.霜寒の候/みぎり
- 3.冷雨の候/みぎり
- 4.霜秋の候/みぎり
- 5.向寒の候/みぎり
- 6.暮秋の候/みぎり
- 7.深秋の候/みぎり
11月の書き出し
書き出しの挨拶の文例を紹介します。
「季語(例:霜秋の候など)、貴社(●●様)におかれましては、ますますご繁栄(健勝)のこととお慶び申し上げます。」
11月にあった季語ではじめ、誰に何の事を申し上げるかで表現することが基本形になります。
また、「現在の状況だが(例:紅葉の季節を迎えましたが)、どうですか?(例:いかがお過ごしでしょうか。)」のように、紅葉が深まってまいりましたが元気ですか?といった形でストレートに季節の挨拶を用いることもあります。11月では、紅葉や秋の夜長といった表現を組み合わせます。
11月の結語
結語の挨拶の文例を紹介します。
「よろしくお願い申し上げます。」や「ご自愛ください」が使われることが多いです。
季節のセリフをくっつけて使います。11月は、秋の夜長や寒くなり体調を崩しやすい事を組み合わせることが多いです。
「風邪を引きやすい季節になりましたが、くれぐれもご自愛下さい。 」など
12月
季語
- 1.歳末の候/みぎり
- 2.霜寒の候/みぎり
- 3.初雪の候/みぎり
- 4.初冬の候/みぎり
- 5.寒気の候/みぎり
- 6.歳晩の候/みぎり
- 7.師走の候/みぎり
12月の書き出し
書き出しの挨拶の文例を紹介します。
「季語(例:師走の候など)、貴社(●●様)におかれましては、ますますご繁栄(健勝)のこととお慶び申し上げます。」
12月にあった季語ではじめ、誰に何の事を申し上げるかで表現することが基本形になります。
また、「現在の状況だが(例:今年もいよいよ残りわずかとなってしまいましたが)、どうですか?(例:いかがお過ごしでしょうか。)」のように、年末で忙しない日が続きますが元気ですか?といった形でストレートに季節の挨拶を用いることもあります。12月では、厳しい寒さや年末といった表現を組み合わせます。
12月の結語
結語の挨拶の文例を紹介します。
「よろしくお願い申し上げます。」や「ご自愛ください」が使われることが多いです。
季節のセリフをくっつけて使います。12月は、忙しい年末や厳しい寒さ事を組み合わせることが多いです。
「忙しい年末ですが、体に気をつけてお過しください。 」など