累計訪問:本日訪問:
トップイメージ

みんなの味方~ビジネスサポートブログ~


Excel

MIDB関数(文字抽出:指定バイト数で)

MID関数と似ていますが、指定した文字列の指定した位置から何バイトかを抽出するMIDB関数を解説します。
20190206などの日付形式の文字列から開始位置5で2文字抽出することで月を取り出したりと用途は様々です。
MID関数とほとんど同じといってよい関数ですが、MID関数との違いは半角文字と全角文字のカウントにあります。

◎MIDB関数構文

=MIDB(文字列,開始位置,バイト数)

文字列 指定した位置から何バイトかを抽出したい文字列("雨は英語でrainです"やC7)を指定します。
開始位置 取り出したい文字列の開始位置(正の整数)を指定します。文字列の先頭が1となります。
バイト数 取り出したいバイト数(正の整数)を指定します。

文字列は、下図例のように「=MIDB(C7,3,3)」とセルを指定する事も可能です。

MIDB関数

※MIDB関数特記事項

•半角(aなどのアルファベット)は1文字、全角(あや亜などの日本語)は2文字でカウントされます。(MID関数は全角も1文字でカウントします。)

•開始位置に文字列の長さを超える数値を指定("ありがとう"に13など)すると、空の文字列(空白)が返されます。文字数に文字列の長さを超えるバイト数を指定("ありがとう"に開始位置3でバイト数10など)すると、開始位置に指定した文字から全ての文字が抽出されます。

•日付や時刻の文字数は、シリアル値(日付を1や2などの数値に置き換えた値)に換算(2019/01/01なら43466)されカウントされます。



みんなの味方~ビジネスサポートブログ~

トップに戻る