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Excel

OFFSET関数(位置検索)

参照で指定した基準セルより指定した行数と列数分離れたセル(基準C7より行数2、列数2ならE9)のセル参照を求める用途に用いるOFFSET関数を解説します。
タイトル行とタイトル列のはじまりを基準として、表の任意の値を取得するなど用途は様々です。

◎OFFSET関数構文

=OFFSET(参照,行数,列数,高さ,幅)

参照 基準となるセルまたはセル範囲(C7やC7:F11など)を指定します。そのセルまたはセル範囲の左上のセル(C7:F11ならC7)を基点として、行数と列数がどれだけ離れているかで計算されます。
行数 参照のセルまたはセル範囲(C7やC7:F11など)の左上のセル(C7:F11ならC7)から何行離れたセル(参照がC7で2を指定するとシートの9行目)かを指定します。(正の数は下、負の数は上の位置となります。)
列数 参照のセルまたはセル範囲(C7やC7:F11など)の左上のセル(C7:F11ならC7)から何列離れたセル(参照がC7で2を指定するとシートのE列)かを指定します。(正の数は右、負の数は左の位置となります。)
高さ 戻り値で返すセル範囲の高さ(参照から行数と列数分離れたセルからの高さ:行数から列数でC7セルが指定され高さが2ならC7:C9となる)を指定します。省略時は、参照と同じ行数。
戻り値で返すセル範囲の幅(参照から行数と列数分離れたセルからの幅:行数から列数でC7セルが指定され幅が2ならC7:E7となる)を指定します。省略時は、参照と同じ列数。

行と列よりセルを検索する点において、INDEX関数と同様の結果が得られます。
単純にセルの値を参照するだけなら「=OFFSET(C5,D2,D3)」のように高さと幅は省略して使用することが多いと感じます。

OFFSET関数

※OFFSET関数特記事項

•シート上の表の位置検索などに用いられます。

•他の関数の引数でOFFSET関数を指定できるので組み合わせて使用することも多いです。



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