累計訪問:本日訪問:
トップイメージ

みんなの味方~ビジネスサポートブログ~


コマンドライン

コマンドプロンプト:exit

コマンドプロンプトを終了するためのexitコマンドを解説します。

exit形式


exit (オプション)

使用例

ヘルプの表示

exitと入力し、実行することでコマンドプロンプトウィンドウが閉じられます。
ウィンドウの×ボタンでも同様の動作となりますが、×は強制終了となりますので、他の処理中などにもコマンドを終了できます。
ただし、ファイル操作などをおこなう処理が実行されている場合、データ破損や意図しない結果が発生してしまいます。


exit

exitコマンド

オプション一覧

exitコマンドで使用できるオプションの一覧をまとめます。

オプション 内容
/B CMD.EXE(コマンドプロンプト)ではなく、現在動作しているバッチスクリプト終了を指定します。(バッチスクリプトの外から実行時はCMD.EXE(コマンドプロンプト)を終了。)
終了コード 数値を指定します。/Bが指定されていれば、ERRORLEVELにその数値を設定します。(のERRORLEVELは0)正常終了CMD.EXE(コマンドプロンプト)を終了をする場合、プロセス終了コードにその数値を設定します。


exit /b

オプション/Bをつけた時の動作は、exit単品であればウィンドウごと全ての処理が閉じられるのに対して、現在実行中の処理が停止するのみといった点です。
したがって、/Bをつけておれば、ウィンドウは開いたままで、外部からスクリプトを呼び出していた場合は、外部の処理は停止しません。
exit使用の際は、オプション付で実行することをお勧めします。

あとがき

終了させる。
パソコンを使用していると「×を押す」「ショートカットキーを利用」「強制終了」など現在、実行しているタスクを終わらせる方法はたくさんあります。
結果として終了させるのですが、微妙に処理が違っていることもあります。
当然ですが、強制終了は、極力さけて通りたい方法です。
正直、筆者は強制という言葉が嫌いです。
人も機械も無理矢理なにかをさせてところで得るものがないからです。
人→強制では、信頼や良い関係性を失う可能性があります。強制で動かされた人も気持ちがないので何も学ばないことでしょう。
機械→強制では、大切なデータや作業時間を失う可能性があります。強制で動かされた動作は何も保証してくれません。
ですが、時には強制が必要な場合があります。その人のために尻をたたいてでも動かさねばならないときやどんな操作も受け付けないほど機械の処理が停止してしまったときです。
リスクは覚悟の上ですが…。
以上より、強制が最後の手段ってことがお分かりいただけましたか?
何かを成す上で、様々な選択肢が存在します。
終了させる上でも同様です。まずは、どういった終わらせ方がよいのかを選べるようになり、正しい終了を理解しましょう。


みんなの味方~ビジネスサポートブログ~

トップに戻る