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コマンドライン

コマンドプロンプト:cd

カレントディレクトリを変更するためのcdコマンドを解説します。
難しく言っていますが、要は今現在、作業しているフォルダを変更するってことです。

cd形式


cd (オプション) ディレクトリ名

※ディレクトリとは、フォルダのことで、カレントディレクトリは、現在作業しているフォルダを指します。

使用例

ディレクトリの移動

ディレクトリ名には、絶対パス・相対パスのどちらでも指定することが可能。パスを省略した場合、カレントディレクトリに移動する。


cd D:\test2

cd ../test

cdコマンド

オプション一覧

cdコマンドで使用できるオプションの一覧をまとめます。

オプション 内容
/d ドライブの移動とともにカレントディレクトリも変更

Windowsでは、ドライブごとにルートが存在しており、cdコマンドのみではドライブ間の移動ができません。よってドライブをまたいでディレクトリを変更するには、このオプション「/d」が必要。


cd /d C:

cdコマンド:/d

cdコマンドを単独で利用することは、あまりありません。cdコマンドで移動し、何らかのコマンドによる処理を行うというのが一連の流れになります。
cdコマンドのみでパソコン自体に悪影響はないので、どのように移動されるのか?絶対パス・相対パスとは?の疑問を解消するために、何度も実行してみましょう。


あとがき

コマンドでどんな業務をしましたか?
そんな質問が投げかけられたとき、「cdコマンドで●●しました。」って言える記憶はないに等しいです。
だってフォルダ移動するだけだもの。だから、それは当然かもしれません。
だけど、筆者は分かっています。要所要所でこのコマンドを利用していたことを。
コマンドだけで何かを成す場合に、利用しなければならなかったことを。
後に気付きます。
このコマンドで「パス」というものが理解できたのだと。
ホームページの管理をまかされたときやVBAを利用したときなど、学んだ(利用した)ことを本当に良かったって思えました。
普段面倒で利用しないことが、こっちの方が早くて簡単じゃんってことより輝くこともあるかもしれません。
「急がば回れ」とは、言われますが、視覚的にフォルダ移動を行うことより根本でどう移動しているかを時間がかかっても習得してください。


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