LEFTB関数(文字抽出:左からバイト数で)
指定した文字列の左から何バイトかを抽出するLEFTB関数を解説します。
LEFT関数とほとんど同じといってよい関数ですが、LEFT関数との違いは半角文字と全角文字のカウントにあります。半角文字も考慮して、抽出したいケースはLEFTB関数を用います。
◎LEFTB関数構文
=LEFTB(文字列,バイト数)
文字列 | 左から何バイトかを抽出したい文字列("DJさん!こんばんは"やC7)を指定します。 |
バイト数 | 取り出したいバイト数(正の整数)を指定します。省略すると、1が指定されたものとみなされます。 |
文字列は、下図例のように「=LEFTB(C7,3)」とセルを指定する事も可能。バイト数は判りにくい部分もあるので、LEFT関数の使用頻度が圧倒的に高いです。
※LEFTB関数特記事項
•半角は1文字、全角は2文字でカウントされます。(LEFT関数は全角も1文字でカウントします。)
•文字列の長さを超えるバイト数を指定すると、文字列全体が返されます。
•日付や時刻の文字数は、シリアル値に換算されカウントされます。