LOOKUP関数(範囲検索)
範囲を検索し、一致するセルと同じ行(または列)にある別のセルの値を求める用途に用いるLOOKUP関数を解説します。
あるセルの値により、結果を変えたい場合に利用します。
◎LOOKUP関数構文
=LOOKUP(検索値,検索範囲,対応範囲)
検索値 | 検索する値("春"やC7など)を指定します。全角文字と半角文字は区別されます。英字の大文字と小文字は区別されません。検索値が見つからない場合、検索値未満の最大値を検索します。 |
検索範囲 | 検索されるセル範囲(C7:C11やC7:F7)を1行または1列で指定します。 |
対応範囲 | 検索範囲に対応させるセル範囲(C7:C11やC7:F7)を指定します。検索範囲内で検索値が見つかれば、その位置に対応する対応範囲の値が取り出されます。 |
行、列どちらの検索も可能で便利そうに思えますが、「データの完全一致ができない」「検索範囲は必ず昇順である必要」といった欠点があります。よって、あまり利用されているのを目撃しません。
※LOOKUP関数特記事項
•検索範囲のデータを昇順に並べておく必要があります。
•検索範囲と対応範囲の大きさは等しくなければならない。