SEARCH関数(文字位置検索)
指定した文字列が対象の文字列の何文字目かを検索するSEARCH関数を解説します。
検索文字の位置を取得し、RIGHT関数やLEFT関数と組み合わせ見つかった文字より左や右を取り出すなど用途は様々です。
◎SEARCH関数構文
=SEARCH(検索文字列,対象,開始位置)
検索文字列 | 検索する文字列("晴れ"やC7)を指定します。 |
対象 | 検索対象の文字列("明日は晴れです"やC7)を指定します。 |
開始位置 | 「対象」の何番目の文字から検索を開始するか指定します(正の整数)。「対象」の先頭を1として数えます。(省略時は1) |
検索文字列、対象は、下図例のように「=SEARCH(D7,C7,1)」とセルを指定する事も可能。
検索文字列を「晴れ」で対象を「明日は晴れです」にすると「4」が返されます。
※SEARCH関数特記事項
•大文字と小文字は同じ文字(Aとaなど)とみなされます。(FIND関数との違い)
•半角文字と全角文字は同じ文字(AとAなど)とみなされます。
•ワイルドカード文字(*、?、~)が使用できます。(FIND関数との違い)
•日付や時刻の文字数は、シリアル値(日付を1や2などの数値に置き換えた値)に換算(2019/01/01なら43466)されカウントされます。