コマンドプロンプト:title

コマンドプロンプトウィンドウタイトルを設定するためのtitleコマンドを解説します。

title形式

title (文字列)

使用例

ウィンドウタイトルの変更

titleと入力し、続けて新しいウィンドウタイトルを文字列で入力します。
実行後、「コマンドプロンプト」から変更した文字列になったことが確認できます。

title あいうえお

titleコマンドは、ウィンドウタイトルを変更できます。
普段は、特に利用することは少ないと思います。
主な利用用途は、コマンドプロンプトの把握になります。
複数のコマンドプロンプトを起動している場合に、一つ目のタイトルを「大量コピー中」二つ目を「データ削除中」などにし、処理を一目で判別できる形にすることで誤ってウィンドウを落とすことを防ぎます。
専門的な仕事以外でタイトルを変更しなければならない状況もめずらしいとは思いますが、ご参考まで。

あとがき

小説、漫画、アニメなど「タイトル」がつけられたものは無数に存在します。
「タイトル」とは、その中身を判断する材料になるだけでなく、それ自体でその価値を判断される場合もあります。
パソコン上で使用されるファイル名やウィンドウタイトルも同じです。
ファイルの中身とまったく違う名前や全て無題と表示されているウィンドウタイトルが複数起動している状況は、混乱しか生まないことは容易に想像できるでしょう。
本ブログにおいてもページごとにタイトルがついており、ブラウザ上に表示されています。
現在の社会において、本当に無数の情報が散らばっています。
だから、まず見てもらうってことが重要になります。
適当な名前、興味を引かないタイトルは、どんなに中身が素晴らしかろうとスタートラインにも立てません。
何かを構成するときに一番表面上の影響力があるタイトル。
人付き合いでも第一印象が大事とは、良くいいますが、パソコン上で扱うもののタイトルも同じように大事なことだと思います。