COUNTIF関数(条件一致セルカウント)
指定した範囲の中で指定した条件を満たすセルの個数を求める用途に用いるCOUNTIF関数を解説します。
数ある関数の中でも使用頻度は上位にくる関数です。勤めている企業の男性社員の数を算出するなどに使用します。
条件には、様々な条件を指定できますので、Excelでのデータ管理に重宝する関数といえます。
◎COUNTIF関数構文
=COUNTIF(範囲,検索条件)
範囲 | 検索の対象となるセルまたはセル範囲(C7やC7:E7など)を指定します。 |
検索条件 | 範囲の中からセルを検索するための条件("男"など)を指定します。 |
範囲は、「=COUNTIF(C7:C11,">70")」とセルを指定する事しかできません。
※COUNTIF関数特記事項
•指定できる条件は一つとなります。男かつ30歳以下などの複数の条件でカウントしたい場合は、COUNTIFS関数を利用します。また、OR関数やAND関数と組み合わせることでも条件を二つ以上指定できます。
•ワイルドカード文字(*、?、~)が使用できます。
•戻り値は、条件に一致したセルの個数となります。条件に一致するセルがなければ0になります。