PowerPointショートカットキー
プレゼンテーションには欠かせないMicrosoftOffice・PowerPointで使用可能なキーをピックアップして紹介します。
Ctrl(コントロール)キーを主軸とするキーの組み合わせ(CtrlとAを一緒に押すこと。※タイミングは同時でなくても大丈夫です。)とFn(ファンクション)キーの効果をそれぞれ紹介します。
資料作りの時間削減で誰より質の高いスライドを目指しましょう。
◎Ctrlキー
Ctrl+C | 選択した項目(テキスト・図・スライドなど)をコピー |
Ctrl+V | 切り取るかコピーした項目(テキスト・図・スライドなど)を貼り付ける |
Ctrl+X | 選択した項目(テキスト・図・スライドなど)を切り取る |
Ctrl+A | 全て選択(現在、アクティブな部分) |
Ctrl+K | ハイパーリンクを挿入 |
Ctrl+F | 文字列を検索するための検索ダイアログボックスを表示(ここから置換ボックスへも移動可能) |
Ctrl+H | 文字列を置換するための置換ダイアログボックスを表示 |
Ctrl+Z | 元に戻す(マクロ実行後など戻せない場合も存在) |
Ctrl+Y | 直前に行った動作やり直し |
Ctrl+S | 保存する(上書き保存時と同様) |
Ctrl+O | ファイルを開くための画面を表示 |
Ctrl+P | 印刷するためのプレビュー画面を表示 |
Ctrl+W | 現在のプレゼンテーションを閉じる(PowerPointは終了せず残ったままになります。) |
Ctrl+B | 太字にする(太字の場合は、太字解除) |
Ctrl+I | 斜体にする(斜体の場合は、斜体解除) |
Ctrl+U | 下線を引く(下線が引かれている場合は、下線解除) |
Ctrl+N | 新しいプレゼンテーションを作成 |
おすすめショートカットキー
「Ctrl+C(コピー)」「Ctrl+V(貼り付け)」は、筆者が最も利用頻度が高いショートカットキーです。
「Ctrl+S(保存する)」「Ctrl+P(印刷する)」もPowerpointファイルを編集するために覚えておくと助かります。
細かな位置調整も多いスライドの作成ですが、「Ctrl+Z(元に戻す)」を利用すれば、納得いかない操作を簡単に戻せます。
◎Fn(ファンクション)キー
F1 | PowerPointヘルプ作業ウィンドウを表示 |
F2 | アクティブなテキストボックス内の選択切り替え |
F4 | 直前の操作を繰り返す(Ctrl+Yと同様) |
F5 | プレゼンテーションを最初から開始する |
F6 | フォーカスを別のウィンドウに移動 |
F7 | スペルチェック・文章校正を行う。スペルや文章がおかしい箇所があればスペルチェックダイアログボックスを表示 |
F10 | キーヒントを表示(Altを押したときと同様) |
F12 | 名前を付けて保存ダイアログボックスを表示 |
おすすめショートカットキー
「F12(名前を付けて保存)」は、他のOffice同様に是非覚えたいファンクションキーです。
一番のおすすめは、「F5」です。まさにプレゼンテーション開始の合図としてのキーといっても過言でありません。
スライドの確認が必須なPowerpointにおいて、一つのキーでスライドショーを開始できるのは魅力です。
あとがき
上記、たくさんの組み合わせを紹介しました。実は、Altキーを利用するとだいたいの操作ができるようになっています。
PowerPointでショートカットって必要?はじめは、そんな風に思っていました。
けれども、本格的に仕事をこなすようになり、プレゼンをまかされるようになり、「1秒でも時間がほしい」と思うようになりました。
どうしても、PowerPointは、Wordなどと切り離され考えられてしまいます。
アニメーションなど特有の機能はあれど、基本はテキストや図形を効果的に組み合わせることが大半です。
基本ショートカットで時短しつつ、体裁を整える!時間がなければ、凝ったものは作れません。ゆえに時短は、誰がみてもおもしろく興味のあるスライドのための第一歩です。
本当に一つのキー操作の短縮が後の大きな自分の力につながる事を再認識しました。
10年前作成したスライドを見直す機会があったのですが、テキストだけでした汗。
それを考えると、今では表やグラフを交えたり、自作のイラストを動かしたりと「成長」って言葉がピッタリだなと自画自賛です。
ただ、どんなに成長したとしても今まで培った操作の大半は、今でも普通に使用します。ショートカットという土台の上で。